物流

【連載第16回】「通販物流在庫管理とは?」~人気ショップはこうしてます!知っておきたい通販物流・在庫管理のテクニック~ 意外と知らない!?バーコード管理の基本!

皆様、こんにちは!
ロジザード株式会社の河野 友美(カワノ ユミ)です。

『バーコード管理ってどういう事?』
という今回のテーマですが、

最近お客様にシステムを導入頂く際に、
「バーコード管理って何?」「何でバーコードをつけないといけないのですか?」
というご質問を受ける事がよくあります。

今回は、「物流現場を支えるバーコード」についてご説明させて頂きます。

バーコードってどんなもの?

バーコードは私たちの身の回りで広く活用されています。
一番分かりやすいのはスーパーやコンビニのお会計。レジで商品に付いているバーコードをPOS端末で”ピッ”と読み取ると、商品名や金額がレジのディスプレイに表示されていますよね。これが、いわゆる『バーコード管理』なんです。

バーコードと一言で言っても、色々な種類があります。主に日本の小売業で良く利用されているのが、「JANコード」と呼ばれるものです。また、物流用途では、「ITFコード」「CODE39」「CODE128」などが一般的に使われています。
表現できる文字や文字数、バーコードの幅などに特徴があり、用途に合わせて選びましょう。

JANコード

1

スーパーで売られている日用品などには、49(又は45)から始まる13桁のバーコード『JANコード』が付いています。JIS(日本工業規格)により規格化されたバーコードで、登録した企業ごとに番号帯が割り当てられるため、他社と被ることがありません。スーパーのように複数メーカーの商材を扱う小売業で販売する場合には、必ず取得を求められています。ただ、JANコードを取得するためには、流通コードセンターに登録手続が必要で、さらに登録費用が必要になります。通販のみでは販売の場合は、JANコードの取得はマストではありません。

倉庫でバーコード管理するには?

取扱いの商品にJANコードが付いていれば、そのコードをそのまま使って管理することができます。しかし、自社開発商品などを通販のみで販売しているようなお客様では、商品に『バーコード』が付いていない場合が多く見受けられます。

そのような場合は、倉庫に入荷した時点で、インストアコードと呼ばれる庫内管理用のバーコードを発行して貼り付けています。
その際には、“2”から始まる13桁のJANコード(通称:インストアJANコード)を利用することが多いようです。インストアJANは、その企業内だけで利用できるという制限はありますが、流通コードセンターへの登録費用もかからないため、気軽に利用することができます。また、バーコードの“幅”が他のバーコード形式より狭いため、より小さなシールに印字できるというメリットがあります。

2

弊社システムを利用してバーコード管理されている企業の多くは、このインストアJANコードでバーコードシールを発行し、管理に利用されています。

倉庫でバーコードを使う効果について

バーコード管理をしていない多くの現場では、『目視検品による誤出荷』、『記入(入力)ミスによる在庫誤差』、『入荷作業の煩雑化』などの問題を抱えています。

この人間が行う『手作業』をシステムで代替するのが、バーコード管理です。

煩雑で間違えやすい目視確認や手入力作業も、“ピッ”とバーコードをスキャンすることで正確かつ迅速に行うことができます。

3

「新たにバーコードシールを貼り付ける作業が発生し、大変だ」という声もあります。確かに今までに無い作業で、時間もコストもかかるのは事実です。
では、バーコード管理には具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

バーコード導入のメリット

①検品結果などの入力作業の軽減、情報制度の向上
②作業の標準化 “だれでも簡単に ハンディーターミナル等での検品ができる”
③誤出荷などのミスを回避できる
その他、担当者変更などの引き継ぎも、商品と商品名を知らなくてもバーコード管理でピッキングが行えるなど、メリットは多数あります。

ネット通販にとって大事な 『クレームを防ぐ砦の一つ』にもなるバーコード管理をぜひ導入してみてくださいね。