決済

【連載第24回】 売れてるサイトは導入済み!コンビニ決済とは?

コンビニ決済とは、ECサイトでの支払いをコンビニで行える決済方法のことです。

ECサイトで商品・サービスを購入すると、支払票や支払い番号が消費者へと送られます。それを使い、消費者はコンビニで決済が行えます。なお、方式としては入金を確認してから商品の発送を行う「前払い」の他に、先に商品の発送を行う「後払い」があります。

コンビニで支払われた代金は、決済代行会社を介して事業者へと入金されるのが一般的です。ただし、中には自社で決済システムを構築する企業も存在します。

こちらでは、コンビニ決済のメリットや、決済代行会社を活用する利点、導入までの流れについて解説します。

消費者と事業者から見たコンビニ決済のメリットとは?

コンビニ決済導入メリット

消費者がコンビニ決済を利用する場合に挙げられるメリットとしては

利便性:24時間365日、気軽に支払いができる
安心:クレジットカード情報入力の手間がない

などが挙げられます。これらは、支払い方法を選ぶ上で大きな基準となるでしょう。また、後払いによるコンビニ決済が使える場合には、商品確認後に支払いができるという安心感にもつながります。

その他、クレジットカードを持たない若年層が増加傾向にあることも大きなポイントです。

コンビニ決済が導入されていれば、クレジットカードを不所持であっても、ネットショッピングを気軽に楽しめるという点は、消費者にとって大きなメリットでしょう。

機会損失を抑制し売上アップ

一方で、事業者側が受けられるコンビニ決済のメリットとしては、機会損失の抑制・売上アップが挙げられます。

前述の通り、コンビニ決済であれば、クレジットカード不所持の方でも気軽に利用できます。

クレジットカード以外の決済方法が「代引き」と「銀行振込」しかない場合は、支払いのタイミングや手続きの煩わしさ、手数料などが気になり、消費者の購買意欲を阻害してしまう可能性もあるでしょう。ECサイトにとって、これは大きな機会損失になりえます。

また、クレジットカード番号の入力不要等により、セキュリティに関する不安が取り除かれたり、情報入力の手間も減るため、消費行動のハードルが下がります。結果として、ECサイトの売上アップにも貢献してくれるのです。

コンビニ決済導入は、代行会社の利用がおすすめ

消費者にも事業者にもメリット満載のコンビニ決済を導入する際は、決済代行会社の利用がおすすめです。

自社で決済システムをいちから構築することも可能ですが、そこにかかる初期コストや、各コンビニとの契約、事務・経理・システム面を含めた運用の人件費・手間を考えると、資金や既存ノウハウ・ネットワークのある大手でなければ現実的ではありません。

そこで以下では、一般的なコンビニ決済代行会社を利用するメリットについて解説します。

コンビニ決済代行会社を利用するメリット

決済に関わる業務の効率化とコストカット

自社で決済を運用すると、入金確認や発送待ちの在庫管理、支払いに関する消費者からの問い合わせの対応を行わなくてはなりません。

代引きの場合には、受け取り拒否による再発送も発生するでしょう。また、後払い決済を自社運用した場合には、与信審査や請求書の発行・郵送、さらに未払い時の代金回収といった業務が加わります。

コンビニ決済代行会社の活用は、これらに関わる諸経費・人件費のカットにつながり、業務効率化にも役立ちます。さらに、定期的な入金サイクルがあるため、キャッシュフロー改善にもつながるでしょう。

後払いでのコンビニ支払いによる未回収金のリスクを低減

さらに、コンビニ決済代行会社によっては、代金回収に関わるリスクを保証するサービスを提供しているところもあります。

後払い式の場合、入金がない状態でユーザーへと商品が届けられるため、その後の支払いがないと売上が立ちません。支払いがあったとしても、代金回収が遅れればキャッシュフロー悪化を招く可能性もあるでしょう。

リスク保証のあるコンビニ決済代行会社を選べば、立替払いが行われるケースも多く、未払いで起こりうる問題を解決できます。

コンビニ決済代行会社と契約する流れ

では、実際にどうやって導入すればいいのでしょうか。

ここで、コンビニ決済代行会社と契約するまでの流れについてご紹介します。選定から実際の契約までの一般的なフローを以下に記載しますので、ぜひ参考にしてください。

コンビニ決済代行会社契約の流れ

STEP1.コンビニ決済代行会社の選定

まずはコンビニ決済代行会社を選ぶところからスタートです。各会社によって、支払い方式(前払い・後払い、ペーパーレスなど)、入金サイクルや手数料などが異なります。自社にマッチしたところを選ぶようにしましょう。

決済代行会社の選定の基準はこちらの記事も参考にしてください。

STEP2.コンビニ決済代行会社への問い合わせ

会社選定が済んだら、次に申し込みを行います。公式ホームページにフォームが設置されていたり、電話窓口が用意されていたりするケースが一般的です。

即時契約、というわけではありませんので、より詳しい情報を得るためにも、まずは気軽に問い合わせてみましょう。

STEP3.必要書類への記入と返送

問い合わせ後、サービスを選定したら申し込みを行いましょう。申し込み後に、コンビニ決済代行会社から必要書類についてのアナウンスがあります。

サービス申込書や個人情報取得に関する同意書などへの記入が必要になる他、法人であれば登記簿謄本や履歴事項全部証明書、印鑑証明書などの提出が求められるケースが一般的です。

STEP4.加盟審査

コンビニ決済代行会社による加盟審査が行われます。会社により異なりますが、条件によっては10日以上がかかる可能性もありますので、あらかじめスケジュールに組み込んでおきましょう。

STEP5.システム導入・接続テスト

コンビニ決済に関するシステムの導入や、各コンビニのサーバーとの接続テストなどが行われます。また、ECサイトへ支払い方法を追加するなどの作業が発生します。

STEP6.サービス開始

すべての工程が完了したら、サービス開始です。

コンビニ決済導入で、消費者に選ばれるサイトに!

現在、多くのECサイトでコンビニ決済が採用されはじめています。これは、消費者からのニーズが高いだけでなく、事業者にとってもメリットがある証拠でしょう。

ユーザーにとっての利便性を高め、ショッピングを楽しんでもらうためにも、ぜひコンビニ決済導入をご検討してみてはいかがでしょうか。