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【連載第42回】 コンビニ振込にかかる手数料は?安くする方法は?現金でできる?

「時間がなくて銀行に行く暇がない」

そんな時に役立つのがコンビニATMです。自宅や最寄り駅の近くにあれば、一部の時間帯を除いて365日・24時間利用可能。最近ではほとんどの銀行のカードに対応しているので、忙しい人にとって頼れる味方と言えるでしょう。

一方、どうしてもかかってしまうのが利用料手数料。特に、コンビニATMで振込を行う場合、実はかなりのコストがかかっていることにお気づきでしょうか? 今回は、コンビニATMの振込でかかってしまう費用や、それを安くする方法について公開します。

コンビニ振込の手数料は?

一般的に、銀行のATMを使って振込を行う場合は、一部の銀行を除き振込手数料がかかります。一方、コンビニATMを利用して振込を行う場合は、振込手数料に加えて、ATM利用料がかかるケースがほとんどです。

たとえば、三菱東京UFJ銀行のカードを使い、セブンイレブンで他行への振込を行う場合は、以下のような料金がかかります。

108円(ATM利用料金) + 270円(振込手数料) = 378円(合計金額)

曜日や時間帯、振込金額次第ではもっと高くなる?

コンビニATMで振込をする際、時間帯や曜日、振込金額によって手数料が変わるのが一般的です。前項と同じように、セブンイレブンで三菱東京UFJ銀行のカードを使う場合には、8:45〜18:00の平日以外は、ATM利用料金が通常よりも高い216円になります。

さらに、振込手数料については金額が3万円以上になると、432円にアップ。このように、時間とタイミングによっては、合計金額が648円にもなってしまいます。

コンビニATMによって手数料は変わる?

コンビニに設置されているATMの種類によって、手数料に違いはあるのでしょうか? 3つのATMを比較しながら、検証していきます。

コンビニATM毎の手数料比較

代表的なコンビニATMとしては、以下が挙げられます。

  • セブン銀行(セブンイレブン)
  • ローソンATM(ローソン)
  • e-net(ファミリーマート等、その他のコンビニ)

このほか、例外として一部ファミリーマートに、ゆうちょ銀行ATMが設定されているケースもあります。

それぞれでかかるATM利用手数料および、振込手数料を代表的な都市銀行4つで比較してみましょう。なお、ATM利用料金は4銀行ともに時間内108円、時間外216円でしたので、表には含めていません。また、利用者は個人のみで掲載しています。

コンビニ振込 手数料 比較

上記のように並べてみると、ATMによる振込手数料の差はなく銀行ごとに料金が若干違う、という結果でした。

ただし、セブン銀行についてはみずほ銀行、三井住友銀行が利用不可ということから、利便性の面で劣ることがわかります。お持ちの銀行口座によっては注意が必要です。

振込手数料を安くするには?

どのコンビニATMを利用したとしても、利用手数料・振込手数料は同じ——。では、振込手数料を安くするにはどのような方法があるでしょうか?

ポイントになるのは銀行選びです。前項の表にもある通り、若干ではありますが銀行ごとに振込手数料は異なります。そのため、いかに手数料の安い銀行を選ぶかがポイントになるでしょう。

なお、ネット銀行の場合はATM利用料金が都市銀行に比べて安くなる、もしくは無料となるところも多いです。総額のコストを安くしたいのであれば、こうした銀行の利用もぜひ検討してみましょう。

以下に各コンビニATM利用時の、代表的なネット銀行の振込手数料をまとめました。

コンビニ ネット銀行 振込手数料

コンビニで現金振込はできる?

コンビニATMを使って現金振込は基本的にできません。口座の残高を利用して振込を行うのが一般的です。それでも手元の現金をどうしても振り込みたいという場合には、いったん銀行口座へ入金を行う必要があります。

ただし、預金の場合にもATM利用手数料は必要になります。しかも、その後振込のための利用料・手数料がかかりますので、場合によっては486円〜864円(※1)もの費用がかかることになります。一度の振込でここまでの利用料・手数料がかかってしまうのは、さすがに経済的ではありませんので、おすすめとは言えません。

※1(手数料108円×2 + 振込手数料270円)〜(時間外手数料216円×2 + 3万円以上の振込手数料432円)。セブン銀行で三菱東京UFJ銀行カードを使用した場合

以上のように、コンビニ振込は基本的に利用料・手数料が高いので、頻繁に利用するのは賢明ではありません。可能であれば、銀行のATMコーナーへ足を運び、そこで振込をすると良いでしょう。

ただし、「最寄りに銀行がない」「時間外でしか利用できない」といった理由があるのなら、今回ご紹介した内容を参考に、コンビニ選び、銀行選びを事前にしておき、できるだけコストを抑えられるところを利用したいものです。