• 物流
  • 連載第3回
  • 2015/2/18
  • 「通販物流在庫管理とは?」~人気ショップはこうしてます!知っておきたい通販物流・在庫管理のテクニック~

バックヤード管理システムのソフト選び~基本編~(前編)

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皆様、こんにちは!
ロジザード株式会社の河野 友美(カワノ ユミ)です。

さて、前回までは「商品コード」をつけて管理しましょう!という事でしたが…、
今回は、商品コード管理までできたけど、その後はどうすればいいの?という事で、
主なバックヤードの管理システムを簡単に紹介いたします。

主にバックヤードの管理をしているシステムと言われるものは3つあります。

1) 受注管理システム
2) 多モール間在庫連携システム
3) 物流在庫管理システム

それと、管理システムではないですが、今よく言われている
4) フルフィルメントサービス

この4つについて、簡単にご紹介させて頂きます。

お客様から、サイト構築や集客に直結する所は整備がようやくできてきたのだけれど、注文頂いた後の効率が悪く、出荷までにとても時間がかかってしまうとのことで

「どうしたら改善できるの?」
「どんなシステムを入れればいいの?何から手つけていいのかさっぱり…」
というご相談をいただきます。

そこで、今回は、「バックヤード管理システム」の種類&ポイントを簡単にご紹介させていただきます。

1)受注管理システム

ネットショップを支援するシステムで、最も一般的で利用者も多いのが「受注管理システム」です。
こちらは、皆様はよくご存知かと思います。

複数のショッピングモールから来るそれぞれの注文情報を取りまとめ、
一覧で管理する事ができます。

例えば、同梱処理や入金管理、各種メール送信など、“事務作業”を効率的に行うシステムです。

現在2か所以上のモールでショップをもっていて、それぞれのモールで用意された管理画面で運営しているネットショップ様であれば、間違いなく導入効果が期待できます。

2)多モール間在庫連携システム

ネットショップ様が『在庫管理』というと思い浮かべるのが
この『多モール間在庫連携システム』ではないでしょうか?

よくお客様からお問合せの際に、
「クリックしたら在庫が反映される管理システムが欲しい」と言われます。
このようなご要望を解決するのが主にこのシステムです。

通常、サイトにアップしたい在庫は、各サイトに在庫を配分して登録し、
各サイト画面から売れ行きに応じて在庫をこまめに微調整するという、
とても煩雑で手間の掛かる作業が必要です。

特に、週末等は売上げを想定して在庫登録したにもかかわらず、
1つの店舗は欠品になり、もう1つの店舗では売れ残り…。
競馬予想ではないですが、週明けに「ちょっぴりラッキーor悲しい気分」を経験された方も多いのではないでしょうか?

例えば、Aという商品が20個あり、今までの売れ行きの実績から、楽天10個、ヤフー5個、ビッダーズ3個、アマゾン2個と登録したとします。

しかし、週末にビッダーズの店舗のA商品のページが、とあるニュースサイトに取り上げられ、あっという間に売切れてしまいました。

週末は仕入れの為に出張していて、帰ってきたときには時すでに遅し…、千載一遇のチャンスを逃してしまった…。

このような場合、『多モール間在庫連携システム』の機能を使えば、モール間の在庫調整が自動で可能ですので、このような事態を防ぐことができます。

特に取り扱いアイテム数が多いショップでは、日々行っているモールの在庫調整だけでも、
非常にたくさんの労力をかけていらっしゃるショップ様も多いので、確実に導入効果が見込まれます。

しかし、注意すべきなのは、モールの在庫数を更新するという“事務作業を効率化”する仕組みであって、“正確な在庫を管理”する仕組みではないということです。

あくまで論理上の在庫を扱っており、倉庫のリアルな在庫を管理するシステムではありません。また、各モールをまたいで、完全にリアルタイムで在庫更新ができるわけではないので、その点も注意しなければなりません。

3)物流在庫管理システム

先ほどの『多モール間在庫連携システム』とは違い、実際の『現物在庫』に対する在庫の保管や、出荷作業を効率化させるためのシステムです。

主な特長は、バーコードを使い、システムで物流業務を管理する事で、
正確な“実在庫”を管理したり、誤出荷を防いだりする事ができます。

スタッフの商品知識やノウハウに頼った運用ではなく、
システムに合わせて業務を標準化することで、
「誰がやっても同じ精度・同じ効率で作業ができる」体制が構築できます。

これは、出荷量が増えていく際に必ずネックとなる重要な要素です。

我が社の販売している『Logizard-Plus』がこちらのシステムになります。

4) フルフィルメントサービス

この数年で急激に増えたのがこのフルフィルメントサービスです。

自社サイト構築から広告などのマーケティング、顧客対応から物流まで、
ネットショップが必要とするあらゆるサービスを一元的に提供してくれるサービスです。

先に紹介したよう様な「ネットショップ支援システム」といっても、
解決できる課題や金額などで様々な違いがあります。

「改善をしたいけどどのような改善策があるのか分からない」
「似たようなサービスでどれを選んだらいいかわからない」

そんな悩みをお客様の視点に立ち、トータルにコーディネートできる専門企業に
バックヤードを任せる事で、ネットショップの強みである「企画」や「販売」に注力できます。

それぞれのシステムには得意とする範囲が異なるため、
「自社の課題が解決できるか」
「自社の成長フェーズに合っているか」
を見極める必要があります。

これがなかなか難しいポイントではありますが、
自社の課題や成長段階に合った支援システムを選ぶことが重要ではないでしょうか?

後編では、「ソフト選び」の参考になるポイントをお伝えいたします。

後編に続く

著者紹介

ロジザード株式会社
  • ロジザード株式会社
  • 営業部

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