• 物流
  • 連載第5回
  • 2015/3/9
  • 「通販物流在庫管理とは?」~人気ショップはこうしてます!知っておきたい通販物流・在庫管理のテクニック~

「バックヤード管理システムのソフト選び~実践編~」

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皆様、こんにちは!
ロジザード株式会社の河野 友美(カワノ ユミ)です。

前回、前々回と「バックヤード管理システムのソフト選び~基本編~」を2回に分けて、
ご紹介しましたが、今回は、実際に改善されたお客様の事例をご紹介したいと思います。

  1. STEP1 受注システム導入
  2. STEP2 物流在庫管理システム導入

この2STEPで進めたシステム導入事例をご紹介いたします。

こちらのお客様は、
パパママをターゲットとしたショップで、ご夫婦で運営をされています。

2001年からネットショップを始められ
取り扱い商材は「家電」,「ゲーム機」,「洗剤」と大小さまざまな商材。

現在では楽天市場、Yahoo!ショッピング、Yahoo!オークション、Bidders、amazon、自社サイトと手広く店舗展開されています。

ショップを始めた頃は、手作業なんて全く苦にならず、
お客様の問合せにも全て親切に回答されていました。

そうすると、評価も良くなり、リピートのお客様も増え、受注件数も当初の数倍に増えた、とうれしい悲鳴を上げてらっしゃいました。

サイトの売上げが増えるにつれて最初にぶつかった壁は、事務作業の煩雑化。
毎日深夜までお客様の注文を処理する日々が続いていたそうです。

「当初はスタッフを増やして乗り切ろうか」とも考えたそうですが、「人を雇っても、この先どうなるかわからない」と不安もあり、システムを入れる事で業務自体を改善しよう!!と決意されました。

STEP1 受注システムの導入

まずは、いろいろな受注ソフトを比較検討された結果、ある低価格でも定評のある、
受注管理ソフトを導入されました。

ソフト選びには、「自社にあったもの」をしっかり見極めて導入されました。

例えば、”出展しているモールに対応しているのか?”,”自社の運用に合っているのか?”
“クラウド型がいいのか?クラサバタイプがいいのか?”等がポイントになってくる様です。

結果、スタッフの人数は変えず
「それまでの何倍もの受注数を、質を落とす事なく、難なくこなすことができるようになりました」と振り返ってらっしゃいました。

STEP2 物流在庫管理システム導入

受注システム導入後は処理能力が格段に上がり、益々売り上げも順調に伸びていきました。しかし、しばらくすると“出荷処理能力の限界“という新たな壁にぶち当たります。

たくさん注文を頂いても、出荷業務が追い付かず、お客様を待たせてしまったり、注文自体を制限しなければならない状態になってしまいました。

もちろん入荷、出荷も大変。
大型テレビ等の家電でスペースがとられるので、運送会社さんと頻繁に連絡をとり、
「AMは ××台だけ入荷して!!発送準備をして12:00には出荷手配するから..
引き取りして、その後残り○○台は 14:00に持ってきて!! 最終出荷は 19:00すぎね!!」
と、事務作業,出荷の段取りに終われる日々です。

また、時間に追われての出荷作業はミスが発生しやすくなり、
誤出荷の発生回数も増えていたそうです。更に、本来の「サイト運営」の新しい商品の仕入れや商品アップにも時間が取れなくなっていたそうです。

そこで、出荷業務も『システムで改善』を図ろうと、弊社の物流在庫管理ASPサービス「ロジザードプラス」を導入されました。

「システムの説明を受けて、バーコードで管理をすれば改善できる」「ピッピッて機械でバーコードスキャンしたら、今の商品の型番照合する必要ないし、出荷が完璧!!」

「これこれ!これがしたかったんや!」としきりにおっしゃって頭では「楽になる」と理解されてらっしゃいました。

しかし、そうする為のどうしても超えないといけない壁「商品マスタ整備」「バーコード管理」
がこちらのお客様も必要でした。

日々の業務に追われながら商品マスタを整備する作業はホントに大変でした。
「何度か本気で“もうやめようか”と思ったほどです(笑)」とおっしゃっていました。
色々なサイトに出展されていた事もあり、サイト単位で品番も違っていました。

最初から全てに手をつけるのは大変!という事である程度、計画を立て準備されました。
頻繁に出荷が必要な商品等、優先順位をつけて、随時品番していきました。

実際にシステムを稼動させ、改善された出荷業務の効果は歴然です。

本来の『サイト運営』の業務に集中する事ができ、受注も益々増え、同じスタッフで導入前の2.5倍の出荷量をこなすことができました。
出荷がピークの時には「パートさん」に簡単に手伝いに来てもらう事ができ、誤出荷もほとんどないそうです。

物流業務改善のポイントはまずは、システム導入と、システムでの「バーコード管理」です。

今までは商品番号や商品名を人の目で識別して作業をしていたものを、バーコードで機械的に判別する方法に変えるだけで、作業精度やスピードが格段に改善されました。

こちらのお客様の抱えていた課題は、多くのネットショップが頭を抱える共通の課題です。
導入検討も含め、色々なお客様とお話させて頂きますが、どのお客様もほとんどが同じ悩みを抱えてらっしゃいます。

そんな中、課題を解決し次なるステージに進むことができた理由は、業務をそのままにスタッフを増やして対応するのではなく、システムを導入することで業務自体を大きく変革させたことにあります。

日々の業務に追われる中で、自分たちの業務を見つめなおし、改善を図ることは簡単なことではありません。

しかし、自社の課題に合ったシステム導入は、自身を見つめ直し業務を改善する大きなチャンスとなるのではないでしょうか?

著者紹介

ロジザード株式会社
  • ロジザード株式会社
  • 営業部

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