• 運営
  • 連載第6回
  • 2016/12/1

ECサイトはデータ分析がキモ!データ分析の基本を抑えよう

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ECサイトで成果を出すためには、データ分析が欠かせません。ECサイトを運営していると、実にさまざまなデータを取得することができるでしょう。しかし、これらのデータを無視し続けてしまうと、ECサイトの集客力を高めることはできません。そんなECサイトのデータの分析について、ここで基礎知識を身につけましょう。

■ECサイトの関わるデータとは

ECサイト運営者は、具体的にどのようなデータを分析すべきなのでしょうか。データの種類は多様ですが、もっとも重要なのはPV数です。このPV数とは、ECサイトを見に来てくれた人数を表します。実店舗でいうところの来客数と同じイメージで、何人のお客さんが訪れ、結果的にどれだけ買ってもらえたかという根幹を知るために重要なデータです。

また、もうひとつ重要な指標が滞在時間です。これは、ECサイトを訪れた人が、どのくらいの時間そのECサイトを閲覧していたのかという時間を表しています。ECサイトはいくつもの商品を扱うため、本来であれば商品を検索したり見比べたり、あるいは商品説明を読んだりするなど、ある程度の滞在時間が求められます。しかし、数秒でECサイトを離れているようでは、そもそも商品の検索すら行われていないということになるでしょう。早急にECサイトの構成などを見直す必要があります。また、どんなキーワードで検索をしてECサイトを訪れてくれたかも、把握しておきたいデータです。

■ECサイトにデータ分析は必要なのか

ではいったい、なぜデータ分析が必要なのでしょうか。その理由は、PDCAサイクルを回すためです。データ分析を行うことで現状の結果についてしっかりと認識し、それがなぜ起こっているのか原因を追究します。その原因に対する解決策を検討し、実際に実行に移すのです。もし解決策を実行しても改善が見られなければ、再び原因を見直す必要があるでしょう。

例えば、ユーザーの滞在時間が短い場合は、なぜお客さんがそのタイミングで離脱しているのかを確認します。ページごとの閲覧数や遷移なども踏まえつつ、原因を見極めて仮説を立てましょう。そして、仮説に対してどうすれば解決できるかを検討し、改善に取り組みます。さらに、改善後も結果を検証し、課題が解決できたかを確認します。ただし、その時点で解決できていても放置してはいけません。時間の経過、あるいは時期が変わるだけでユーザーの動向は違ってくるものです。定期的にデータを確認・分析しなければ、知らないうちに再び状況が悪化しかねません。

■ネットショップでアクセスアップを果たすには

適切なデータ分析を行えば、ネットショップのアクセスアップをはかることができますが、そのためには、まずPV数を増やすことが必要です。PV数を増やすためには、アクセスアップを阻む原因を特定しなければなりません。どんなキーワードでユーザーがECサイトを訪れているのか、狙っているキーワードでの検索数はどれくらいかなどを調べる必要があります。検索数がそもそも少ないのであれば、SEO対策で注力しているキーワードが誤っているのかもしれません。

もちろんなかには、データ分析を難しく感じる方もいるでしょう。あるいは多忙なため、必要と思いつつなかなか時間が割けないかもしれません。そういう場合は、Webマーケティング企業に依頼することも可能です。費用がかかるというデメリットはありますが、データ分析のプロに依頼するため非常に精度が高く、必要な解決策を提示してくれます。

■まとめ
分析したデータは、ECサイトを運営していくうえで大きな武器になります。その場での対策に用いるだけではなく、蓄積したデータから未来を予測したり、予測外の事態が起きた際にヒントとなったりしてくれることでしょう。ただし、データ分析は一度やって終わりではなく、ECサイトを運営する限り継続的に取り組むことが大切です。ECサイトはサイトを作って終わり、ではありません。データ分析を意識的に行うことで、さらなるネットショップでのアクセスアップ、または売上拡大を狙いましょう。