• 運営
  • 連載第14回
  • 2017/2/6

ECサイトで効率的な広告運用を行うために押さえておきたいポイント

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売上拡大を目指すなら、ECサイト運営に広告を活用するのもひとつの方法です。どうしてもコストはかかりますが、その分だけ大きなリターンも期待できるでしょう。しかし、やみくもにECサイトを広告宣伝しても非効率。場合によっては、逆にコストばかりが膨らんでしまう可能性もあります。そこで、ECサイト運営者が覚えておきたい、効率的な広告の運用法についてご紹介しましょう。

ECサイトに活用できる広告

ECサイトを運営するのであれば、まず効果的な広告やメニューの種類を理解しておくことが大切です。ここでは具体的に4つの広告やメニューについて、その特徴などを解説していきます。

1)リスティング広告

特定の検索キーワードを設定し、そのキーワードで検索された際に検索結果と一緒に表示される広告です。インターネット広告として代表的で、ECサイトのみならず企業のサービスページ、ランディングページなどでも広く用いられます。テキストにリンクの貼られたテキスト広告と呼ばれるものになります。ただし、キーワードは入札方式となり、人気キーワードほど高額です。なお、リスティング広告はその広告リンクをクリックされることで、1クリックごとに課金されます。

2)商品リスト広告

検索結果画面に、商品ごとに写真つきでその商品の掲載ページへのリンクが表示される広告です。写真、商品名、価格、サイト名で構成されます。リスティング広告と同様に、クリックごとに課金されます。商品ごとのキーワードの登録は必要ありませんが、Googleマーチャントセンターに商品情報を登録する必要があります。

3)アフィリエイト広告

検索結果ではなく、ほかのサイトへリンクバナーを掲載する広告です。掲載サイトは、その広告から商品が購入されることによって利益を得ています。このことから分かるように、アフィリエイト広告はクリックされるだけで課金されません。あくまで商品購入や会員登録など、具体的なアクションが起きたタイミングでのみ費用が発生します。

4)リターゲティング

リターゲティングは、一度サイトを訪れたユーザーをターゲットとして広告を表示させる方法です。一度でもECサイトを訪れているということは、なんらかの情報からECサイトに興味を持ったということ。もしかしたら、時間がなくて離脱してしまい、また訪問したいのに見つけられていないということも考えられます。リターゲティングを活用すれば、そうした方に改めてアプローチすることが可能です。

DSPで効率的な広告運用

広告運用を円滑に行うために覚えておきたいのが、DSPという仕組みです。このDSPを用いれば、配信先となるターゲットや広告出稿における予算など必要な情報を設定するだけで、自動的に広告を配信したいターゲットや配信面(ウェブサイト)にあわせて広告配信が実行されます。また、リスティング広告とは違い、テキストだけではなく画像の広告も出すことができます。そのためITリテラシーが低く、「広告といっても、ちゃんと運用できるか不安」という方でも安心して広告戦略が実行できるでしょう。ただし、すべてをDSPにまかせて放置するのではなく、定期的に広告効果のチェックを行うことは必要です。

ECサイトのメールマガジン活用

純粋な広告とは異なりますが、メールマガジンもECサイトの売上拡大には非常に効果的です。顧客に対して定期的な情報を発信することで、リピーターを増やすことも期待できるでしょう。セール情報や旬な商品、新商品など、好きなタイミングでユーザーに情報が届けられます。
ただしこの場合、商品宣伝ばかりに偏ってしまうのは避けましょう。メールマガジンは、何よりまず、いかに読んでもらうかが重要なポイント。そのため商品紹介だけでなく、ユーザーにとって有益な、興味を持たれるネタを盛り込むことが大切です。

まとめ

広告は大きな効果が期待できる反面、当然ながら費用が発生します。そのため広告を出稿する際には、費用対効果をよく考えて検討しましょう。費用は自分たちで設定できますから、もちろん少額からスタートすることも可能です。しかし、費用を抑えればそれだけ得られる効果も小さくなってしまいます。なお、効果は広告の出稿先によって左右されるものです。ここでご紹介した手法を踏まえつつ、まずはECサイトのターゲットや取り扱う商品などから、最適な戦略を選んでください。より効率的な広告運用を目指しましょう。