• 物流
  • 連載第17回
  • 2017/2/15

ECサイト管理者が知っておきたい在庫管理のポイント

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ネットショップを運営するなら、在庫管理は徹底しておきたいものです。では、在庫管理とは何に気をつけていればよいのでしょうか。例えば「在庫不足で売るものがない」「余計な在庫を持ち続ける」といった状態は避けるべき状態です。こうした状態を避けるためにも、まずは在庫管理のポイントを押さえておきましょう。

ネットショップの在庫管理とは?

そもそも、ネットショップにおける在庫管理とは何なのでしょうか。ネットショップを運営する場合、まずは販売する商品を仕入れて保管し、そのなかから注文に応じて購入者へ発送を行います。メーカーから注文を受けたあとで仕入れる、あるいはオーダーメイド製品を販売するといったこともありますが、この場合、注文から配送までに時間を要するでしょう。注文した商品が素早く手元へ届くことは、購入者にとって大きなメリットのひとつです。そのため、ネットショップ運営者の多くは注文を受けてすぐに発送が行えるよう、在庫として販売商品を保管しています。この在庫状況を正しく把握することが、在庫管理の基本です。

商品の保管場所は、自社内や倉庫などさまざまでしょう。具体的には一つひとつの商品について、「何が、どこに、いくつ保管されているか」をリアルタイムで管理していきます。もちろん在庫が減ってくれば、在庫不足とならないよう追加での仕入れも必要です。

ECサイト運営者での倉庫利用

大きな商品、あるいは大量の商品を扱う場合には、その保管に倉庫を利用するのもひとつの方法です。自社内では事業所が狭くなりますし、どこに何があるか管理が煩雑化してしまうでしょう。しかし、ECサイト運営に当たって倉庫を利用する場合、コストや場所に注意してください。最近では在庫状況をオンラインで把握できるシステムもありますが、何かあれば倉庫へ足を運ぶ必要が生じます。この際、倉庫が事業所から遠方であれば移動に時間がかかり、対処が遅れる可能性があるためです。もちろん倉庫を借りる場合、利用料が発生します。どれだけの売上が見込めるのかをしっかり予測していないと、倉庫の賃料が赤字となる可能性もあるのです。

もちろん、倉庫の利用にはメリットもあります。例えばスタッフが増える際、事務所を移転するより事業所内スペースを空けた方が、全体的にコストを抑えられる可能性があるでしょう。商品の管理だけを目的とした倉庫では、どこに何があるかを把握しやすくなります。

なお、倉庫は倉庫物件を賃貸・購入するほか、大きな倉庫の間貸しを利用することも可能です。使用スペースによって利用料が変わるため、商品点数に応じて無駄なく活用できるでしょう。セキュリティ面でも、管理側が体制を構築しているため安心です。

在庫管理をアウトソーシングする

在庫管理はアウトソーシングを利用することも可能です。物流部分のトータルアウトソーシングはもちろん、例えば検品や仕入れ商品の整理、在庫状況のチェックなど、部分的業務のみ必要に応じてアウトソーシングすることもできます。在庫管理に人員を割けない場合、あるいは在庫管理システムの導入に不安があるような場合などは、在庫管理のアウトソーシングを検討してみると良いでしょう。もちろんアウトソーシングにはコストが伴いますが、ある程度の出荷数があれば十分な費用対効果を得られるはずです。

まとめ

在庫状況は細かくチェックすることが大切です。無駄な在庫が生じたり、不足したりしないよう適切な管理を心がけましょう。ノウハウがない段階では、在庫管理のコンサルタントからコンサルティングを受けるのもひとつの方法です。取り扱う商品や売上規模などによって在庫管理を最適化させ、スムーズなECサイト運営を実現させてください。