マーケティング

【連載第11回】 ネットショップのアクセスアップを目指すための3ステップ

ネットショップで売り上げ拡大を狙うなら、まずアクセスアップを目指す必要があります。どれだけECサイトの商品数が多く、また魅力的な商品を取り扱っていても、ECサイトに人が集まらなければ売り上げは伸ばせません。逆にECサイトに訪問するユーザーの全体数が増えれば、それだけ購入数も増加していくことでしょう。ではいったい、どうすればECサイトのアクセスアップを果たせるのでしょうか。ここでは、そのための取り組みについて3つのステップをご紹介します。

ECサイトのアクセス解析

ECサイトでアクセスアップを狙うなら、まずECサイトのアクセス解析を行いましょう。何人の人がECサイトを訪れているか、またどれだけのページ数が閲覧されて結果としてどれだけの購入にいたっているのかなどを把握しておきましょう。アクセス解析では、そうしたECサイト上における訪問者の状況を知ることができます。例えば、

「ECサイトそのものには人がたくさん来ているのに、すぐにECサイトから離れている」
「たくさんページを見てくれているのに、ちっとも購入につながらない」
「そもそも想定しているほど人がネットショップに訪れていない」

以上のようにECサイトのアクセス状況が分かれば、それに対して対策を講じることができるでしょう。これを放置していてはいつまで経っても売り上げは伸びません。具体的にアクセス解析では、次のようなデータに着目してみると良いでしょう。

・セッション数
ページを訪れた人の数です。同じ人でも2回訪問すればセッション数は2になります。

・PV(ページビュー)
ECサイトのうち、ブラウザ上で表示されたページ数です。一度のセッションでも複数ページが見られたら、PV数は2・3・4と増えていきます。

・UU(ユニークユーザー)
一定期間のうちにサイトを訪れた人の数です。同じ人が何度もサイトを訪れても、カウントは1となります。

・離脱率
サイトを訪れた際、ほかのページへ進まずにそのサイトを離れることを離脱と呼びます。離脱率は各ページで算出され、具体的には、ページでの離脱数÷同ページのPV数で計算される値です。

まずは顧客を知ることが、アクセスアップに向けた第一歩となるのです。

解析データにもとづく施策立案

ECサイトのアクセス解析を行ったら、その解析データをもとに具体的なアクセスアップへ向けた施策を検討しましょう。そもそもセッション数が少ないのであれば、広告を出すといった施策が必要かもしれません。もし離脱が多く見られるならページ遷移の改善や人気商品のバナー追加、メニュー配置の改善などが必要となるでしょう。

なお、せっかくECサイトを訪れたのに、何もせずECサイトを離れてしまう直帰が多いのも問題です。その場合、もしかしたらユーザーにとって「何を扱っているECサイトなのか」「どんな商品が販売されているのか」が分かりにくいのかもしれません。あるいはSEO対策としてキーワードとECサイト内容とに、かい離が生じている可能性もあります。まずは解析データからECサイトのウィークポイントを見つけ、ユーザーの視点から「どうすれば改善できるか」を検討しましょう。

施策に改善を加える

一度ECサイトの施策を行ったからといって、以後ずっとECサイトに多くのアクセス数を獲得できるわけではありません。継続的にECサイトでアクセスアップを実現させるには、適宜アクセス解析を行うことが大切です。状況に応じた最適な施策を導き出し、すばやく軌道修正していきます。

たとえ順調に売り上げが伸びていても、ある日突然、売り上げが停滞してしまうといったことは珍しくありません。その要因は時期や流行など多様です。ユーザー動向はさまざまな事情で変化していくため、どれだけ順調でも放置することだけは避けてください。

まとめ

高い売り上げを獲得しているECサイトでは、常にアクセスアップに向けた施策を行っています。アクセスアップを狙うのであれば、ECサイトのアクセス解析は細かに取り組みましょう。取り扱う商品やターゲット、目指す売り上げ、投下できるコストなどによって適する対策は異なります。不安があるときはアクセス解析を、専門業者にアウトソースするのもひとつの方法です。

記事の執筆者:NP通信編集部NP通信編集部